「スキンケアをちゃんとやっているのに、肌荒れが治らない」
むしろ、ケアすればするほど肌の調子が悪くなる気がする——そんな経験はありませんか?
原因はいくつか考えられますが、施術をしていて意外と多いのが「やりすぎ」によるダメージです。良かれと思ってやっていることが、肌にとっては負担になっているケースがとても多い。今日はその具体的なパターンをお伝えします。
オーバーケアの3つのパターン
落としすぎ
朝起きたとき、肌は汚れていると思っていませんか?夜しっかり洗顔していれば、朝の肌はほとんど汚れていません。それでも朝からしっかり洗顔料を使って洗う方がとても多いです。
肌には皮脂という天然の保護膜があります。洗いすぎはこの保護膜まで取り除いてしまい、肌が無防備な状態になります。乾燥・ニキビ・肌荒れの原因が実は洗いすぎだった、というケースは施術現場でも非常によく見ます。
⚠️ 朝の洗顔料・強いクレンジングに注意重ねすぎ
化粧水、美容液、乳液、クリーム、パック——良いと聞いたものを全部重ねれば肌に良いはず、と思っていませんか?成分同士が干渉し合ったり、肌が一度に吸収できる量には限界があります。
情報が多い時代だからこそ、引き算の発想が必要です。
⚠️ 何を・どの順番で・どのくらい使うかが大切刺激を与えすぎ
肌タイプや状態に合っていないケアを続けることも大きな負担になります。ニキビに薬を塗って、治ったらやめて、またできたら塗って——というサイクルを繰り返している方がいますが、根本的な原因が整っていなければ同じことが繰り返されます。
肌の状態は毎日変わります。昨日は大丈夫だったものが、今日は刺激になることもあります。
⚠️ 敏感になっているときはケアを見直すなぜやりすぎてしまうのか
情報が多すぎるからです。SNSや広告には「これを使えば肌が変わる」という情報が溢れています。良いと言われるものを試したくなるのは自然なことです。
POINT
スキンケアは足し算ではなく、自分の肌に必要なものだけを選ぶ引き算が基本です。
じゃあどうすればいいのか
まず自分の肌タイプと、今の肌状態を把握することが先決です。乾燥しているのか、皮脂が多いのか、敏感になっているのか。その日の肌の状態を見ながらケアを使い分けることが、オーバーケアを防ぐ一番の方法です。
洗顔ひとつとっても、朝は水洗いだけで十分な日もあります。美容液も毎日フルで重ねる必要がない日もあります。肌が必要としているものを、必要なときに与える。それだけで肌の調子が安定してくる方はとても多いです。
頑張らない日も、ケアのうち
肌のために頑張ることは大事です。でも肌が「今日は休ませて」と言っているときは、何もしない日があってもいい。それも立派なケアのひとつです。
毎日完璧にやろうとしなくていい。肌の声を聞きながら、柔軟に対応できるようになることが、長く肌と付き合っていくうえで一番大切なことだと思っています。
肌荒れの原因が実はオーバーケアだった、というケースはとても多いです。落としすぎ・重ねすぎ・刺激を与えすぎの3つを見直すだけで、肌の状態が変わることがあります。
スキンケアは足し算ではなく引き算。今の自分の肌に必要なものだけを、必要なだけ与えることが基本です。